6月21日、政府は、子どもを取り巻く状況や子ども関連施策を掲載した「こども白書」を
初めて取りまとめ、2024年版「こども白書」が閣議決定されました。
2023年に策定された「少子化対策」を加速すると共に、いじめや自殺対策について各地の先進事例を紹介しながら、こどもに関する政策を総合的に推進していこうとしています。
こども白書は、これまで出されていた
・少子化社会対策白書
・子供・若者白書
・子どもの貧困対策に関する年次報告書
など3つの文書を、こども家庭庁が初めてひとつにまとめて、公表したものです。
こども白書には
▼こどもの貧困対策
▼ヤングケアラーへの支援
▼こども・若者の意見を政策に反映させる施策
▼「こども若者★いけんぷらす」にこども・若者
の声が反映
等が掲載されています
具体的には
✅児童手当の拡充や、働いていなくても子どもを保育園などに預けられる「こども誰でも通園制度」の導入
✅行政や専門家らが連携して、いじめや自殺対策にあたっている熊本市や長野県の取組み
✅ヤングケアラーがいるご家庭へのヘルパーの派遣事業を行う神戸市の支援事例
✅障害児や医療的ケア児への支援施策
などの先進事例が盛り込まれています。
参考文書
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